一関学習塾

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「第3回目」歴史検定1級合格への道

歴検1級論述問題実例①
歴検1級のレベルがどのくらいなのか知りたい方のために、日本史を例に具体的に示してみたいと思います。
何かの参考になれば幸いです。
問 下線部(受領の交替)に関連して、桓武天皇は文書による国司交替の方法を厳格化した。
その内容を、60字以内で説明せよ。(2009年)

(解答) 令外官として新たに勘解由使を設け、国司交替の際に新任者から前任者に与えられる解由状の審査を厳しく行った。

大学入試から類題を1つ。
問 下線部の「解由」について、
(ⅰ)読み、(ⅱ)意味を記せ。(2006年 慶応―文)
(解答) (ⅰ) げゆ (ⅱ) 新任の国司が前任者に与える、引継事務が完了した旨を伝える文書。

制限時間内に合格答案をどうまとめられるかが、1級攻略のカギといってよいでしょう。

論述問題は設問をよく読み、出題者のねらいを見極めた上で、 解答のポイント(たいてい複数ある)をいくつ答案に盛り込めるかで勝負が決まります。 短時間で答案をまとめるためには書き慣れておくことも大切。
1級を受験される方には、過去問を中心に練習を積んでおくことをお薦めします。
歴検1級論述問題実例②
問 下線部の事件(紫衣事件)に関わった具体的な人物名をあげつつ、
事件の契機や経過、ならびにその意味について、60字以内で記せ。 (2002年)

(解答) 幕府が後水尾天皇の紫衣勅許を無効とし、これに抗議した大徳寺の沢庵らを配流とした事件で、法度が勅許に優先することを示した。
類題を1つあげておきます。

問 幕藩制成立期における幕府と朝廷との関係について、実際に起こった事件にも触れながら述べなさい(200字程度)。 (2008年 大阪大)

(解答) 幕府は京都所司代を設置して朝廷を監視させ、武家伝奏を通じて朝幕間の連絡にあたらせた。また、禁中並公家諸法度を定めて朝廷の政治介入を防ぐ一方、征夷大将軍の任命など、その権威を認め利用することも忘れなかった。
後水尾天皇の紫衣勅許を無効とし、これに抗議した大徳寺の沢庵らが配流となった紫衣事件では、幕府の法度が勅許に優先することを明示した。

ほぼ同趣旨の問題が1994年の東大でも出題されています。
興味のある方はチャレンジしてみてください。
江戸時代初期、幕府は朝廷に対し、一言でいえば、「敬して遠ざける」方針で臨みました。 一方、朝廷も幕府の権威発揚に積極的に協力することによって、伝統的な行事・儀礼や権威の復興に努めたのでした。

みなさん、歴史検定1級目指して頑張りましょう!!
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