一関一高附属中学校を目指すなら④
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一関一高附属中学校のような公立中高一貫校では、たてまえ上、学力試験を行ってはいけないことになっています。 したがって、実質上の入試のことを適性検査と呼んでいる。そのため、多くの場合、「中学受験」ではなく「中学受検」と表記します。 あくまで学力試験ではないため、国語、算数といった教科毎の試験はありません。 一問一答形式のようなダイレクトに知識を試す問題もほとんどなく、資料から読み取れることを記述させたり、 本文を読んで自分の考えを文章で表現させたりします。 学校では教わらないようなハイレベルな知識を試す問題ではなく、 読解力や思考力、表現力が主に問われる試験形式であるため、 塾に行かなくても合格できるのではと考える人たちもいらっしゃることでしょう。 たしかに、塾に通わず附中に合格したという人の話をいくつか聞いたことがありますし、 事実、私の親戚にもいます。 しかし、その種の話は附中ができた直後の数年に限られ、今ではそういうケースは極めて珍しい。 私立中高一貫校のようなマニアックな出題や超難問は出ないとはいっても、 実はそれほどじっくり考える時間が与えられているわけではありません。 塾でテクニック的なものも含め、出題されやすい問題の練習を積んでおくとか、 作文のネタをたくさん仕入れておくとか、それなりの対策をしなければ太刀打ちできないというのが実情です。 |
